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WiMAX(ワイマックス)とWiFi(ワイファイ)の違いって何?


WiMAXとWiFiって何が違うの?

そんな疑問持ったことありませんか?
個人的には通信でこんがらがるワードトップ10に入るのではないかと思います。
よくWiMAXなんかも、モバイルWiFiルーターと言いますし、似たようなPocket WiFiなんている商品も競合のワイモバイルやソフトバンクから出ています。
一体このWiFiとワイマックス、ついでにPocket WiFiの違いってなんなのか、これを機会にクリアーにしておきましょう。

WiFi(ワイファイ)とは

WiFiというのは、無線でインターネットに接続する技術のことを言います。
「無線LAN」という使い方を聞いたことがある方もいらっしゃるかと思いますが、こちらも同様に、無線でインターネットに接続する技術のことです。

つまり、ワイマックスも無線でインターネットに接続するので、WiFi(=無線LAN)のひとつなのです。
他には、Pocket WiFi(ポケットワイファイ)や、公衆無線LAN(BBポイント、OCNホットスポットなど)、社内やホテルなどのネット環境が無線で整備されている場合など、さまざまな場合をWiFi(=無線LAN)の環境として意味します。

WiMAX(ワイマックス)とは

もう出てきてしまいましたが、ワイマックスとは、本来はWorldwide Interoperability for Microwave Accessの略で、無線通信技術の規格のひとつをいうのです。
日本では、2.5GHz帯の下り最大110Mbps幅の帯域が2つと、下り最大13.3Mbps幅の帯域の1つがUQコミュニケーションズによって、ワイマックスという無線通信技術規格を利用して提供されています。

ちなみに、ワイモバイルやソフトバンクが利用しているWCPの2.5GHz帯では、このワイマックスという無線通信技術規格ではなく、AXGPという技術規格が使われています。

本来は、ワイマックスというのはそのような無線通信技術の規格のひとつなのですが、一般的にはもうモバイルWiFiルーターのブランドのひとつとして認識されています。

そんなワイマックスの競合が、ワイモバイルやソフトバンクが出しているPocket WiFiだったり、docomoが出しているモバイルWiFiルーターだったりします。

ワイマックスとポケットワイファイが2大勢力なので、モバイルWiFiルーターのことを通称ワイマックスやポケットワイファイなどと呼ばれることが多いです。

あと、ちょっとややこしい話なのですが、ワイマックスやポケットワイファイから接続するPCやタブレットなどの端末までの接続はWiFiを呼ばれます。
ここは、最新の端末だと5GHzの11acという規格で接続されていることが多いです。

たまにネットで、大きいサイズをダウンロードするのに有利なのがWiFiだとか、WiFiよりもワイマックスの方がより広い範囲をカバーしているというようなことが掛かれていますが、このあたりは全くのがせです。
ダウンロードするサイズに通信規格による有利不利は関係ありません。
もちろん有線の方が安定しているので、無線より有線の方が有利ですが、無線の規格同士で有利不利があるものではありません。
電波が広い範囲をカバーするかどうかも、利用する周波数帯によるものです。
より低周波数帯の方が遠くまで電波が飛ぶので、カバーする範囲が広くなります。
ただ、無線規格とは一切関係ありません。
ワイマックスの端末でも、auの900MHzをひらうと、非常に広い範囲をカバーしますし、逆に2.5GHz帯だとそんなに広い範囲ではないのです。

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