WiMAX 2+、全国220Mbpsエリア化の完了を1ヶ月延期
「WiMAX 2+」の下り最大220Mbps全国エリア化について、完了予定を1ヶ月延期すると発表されました。
これは、4×4MIMOの話ではなく、キャリアアグリゲーションで下り最大220Mbpsを実現する話です。
UQコミュニケーションズという本家本元のUQ WiMAXを提供している会社は、キャリアアグリゲーション(CA)により、現在の周波数帯を2倍に拡張することで、「WiMAX 2+」を下り最大220Mbpsまで高速化する計画を進めています。
WiMAX 2+の周波数帯が2倍になったエリアでは、旧来のWiMAXは、下り最大速度が40Mbpsから13.3Mbpsになる。そのため同社では機種変更を推奨しています。
よくやっている移行促進のキャンペーンですね。
結構もともとWiMAXを持っていた方からぶーぶーネット上で書かれたのですが、ついに本格的に低速化が行われそうです。
当初この工事は9月末に完了する予定だったのですが、一部エリアで工事が遅延しているとのことで、新たな完了予定は、10月末になる見込みのようです。
いずれにせよ、キャリアアグリゲーションでも下り最大220Mbpsが実現されるので、しかもそれが全国に一気に拡大するので、ユーザーとしては1か月間待つだけです。
注目すべきというか、待ち遠しいのは、このキャリアアグリゲーション対応で下り220Mbpsが全国に広がれば、次はキャリアアグリゲーションと4×4MIMOの合わせ技で440Mbpsが実現される予定になっていることです。
先日新型iPhoneに向けてdocomoが国内最速の262.5Mbpsを出してきましたし、年内には300Mpbsに引き上げると宣言している中、440Mbpsが実現されればさらにKDDIが逆転し、国内最速になります。
ソフトバンクは相変わらず187.5Mbpsなんで、もう置いてけぼりですね。
ソフトバンクが187.5Mbpsで置いてけぼりということは、ワイマックス最大の競合ワイモバイルのモバイルWiFiルーターも187.5Mbpsのままということです。
もはや同じ選択肢の土俵には乗ってこなくなる日も近いでしょう。
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