WiMAX(ワイマックス)とは?
WiMAX(ワイマックス)って何ですか?
UQ WiMAXがワイマックスという名前でサービスを提供しているので、てっきりモバイルWiFiルーターのひとつかと思われている方が多いかもしれません。
本来は、Worldwide Interoperability for Microwave Accessの略で、無線通信技術の規格のひとつをいうのです。
日本では、2.5GHz帯の110Mbps幅の帯域が2つと、下り最大13.3Mbps幅の帯域の1つがUQコミュニケーションズによって利用されています。
あとは、意外と知られていませんが、地方のケーブルテレビ局も利用しています。
・YOZAN
・ニューメディア
・大分ケーブルテレコム
・嶺南ケーブルネットワーク
・福井ケーブルテレビ
・ひのきキューテレビ
・アッカワイヤレス
・ビーム計画設計
・キャッチネットワーク
などなど。
それで、よくきく通称ワイマックスというのは、この2.5GHz帯をワイマックスを利用したサービスなんです。
ワイマックスの電波をモバイルWiFiルーターが受信して、それをWiFi(無線LAN)でPCやスマホ、タブレットなどのデバイスに飛ばしているんですね。
iPhoneも含めて、auのスマホでもこのワイマックスの帯域は利用できるようになっていますが、メインはモバイルWiFiルーターで利用されています。
よく効くネットワークの最大速度下り220Mbpsというのは、このワイマックス部分の速度なんです。
なので、どれだけネットワークが速くても、今度WiFiルーターと接続するスマホやパソコンが離れていたり、障害物があると速度は落ちてしまいます。
あと、この2.5GHz帯の特徴としては、障害物に弱いのと、電波を吹いている基地局からあまり遠くまで電波が届かないんですね。
なので、建物の中とか高層階で若干弱いといわれています。
実際使っていてそんなことを実感することはほとんどないと思いますが、ネットワークを設計する人にとっては結構扱いにくい電波なのです。
では、「WiMAX」と「WiMAX2+」というのが、何が違うのでしょうか?
最近やたらWiMAX2+って聞きますが、「2+」ってなんだよって思ったことないですか?
これは、別に技術の名前じゃなくて、単にサービスの名前としてUQコミュニケーションズがつけているだけなのです。
使い分けは、下りの最大速度ごとに、
・WiMAX:下り最大13.3Mbps
・WiMAX2+:下り最大220Mbpsまたは110Mbps
という感じで使いわけています。
ちなみに、同じ2.5GHz帯はソフトバンクの子会社であるWCP(Wireless City Planning)もサービスを提供していてます。
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