WiMAX(ワイマックス)は海外で使えるのか?
海外旅行や海外出張によく行く方、バックパッカーにとっては、WiMAX(ワイマックス)が海外で使えるかどうかって気になりますよね?
結論からいうと、ほとんど使えません。
非常に残念です。
解決策のおススメは、日本からSIMフリーのスマホを持っていって、現地でデータSIMを買ってデザリングで使うのがいいでしょう。
以下、World WiMAXという一部のワイマックス端末で海外利用する方法を説明しますが、おすすめしません。
スマホと違って電話番号なんて関係ないのですから、現地の安いWiFiルーターを買うか、現地の安いSIMを買ってSIMフリースマホに挿して、デザリングで使うのがベストなやり方です。
使える国・都市
実はワイマックスを海外で使えるのは、アメリカと韓国だけなんです。
アメリカ(接続先提供会社:CLEAR)
アトランタ、サンフランシスコ、シアトル、シカゴ、ダラス、ニューヨーク、ヒューストン、フィラデルフィア、ホノルル、マイアミ、ラスベガス、ロサンゼルス、ワシントンD.C. 等
韓国(接続先提供会社:KT)
ソウル、プサン、インチョン、テジョン、クァンジュ、テグ、ウルサン等
海外利用料金
アメリカ(接続先提供会社:CLEAR)
利用登録料:無料
通信料:$4.99/2時間、$9.99/24時間、$24.99/7日間
韓国(接続先提供会社:KT)
利用登録料:無料
通信料:3,000ウォン/24時間
利用可能な端末
UQまたは日本国内のWiMAX提供会社に契約中のWiMAX搭載パソコンのみです。
データ通信カードや、W01やWX01などのいわゆる一般的なモバイルWiFiルーターでは使えません。
一時期パナソニックのLet’s noteなどでWiMAX搭載パソコンがありましが、いまどきWiMAX搭載のパソコンなんて持っていて、しかも使っている人ってほとんどいないと思います。
なので、通常のワイマックスユーザーに海外でワイマックスが使えるのかと聞かれると、残念ながら使えないですというのが答えになります。
利用の流れ
ちなみに、たまたまWiMAX搭載パソコンを持っていて、海外でも使いたくて、渡航先がアメリカまたは韓国という方に利用の流れを解説しておきます。
Step1:渡航前 国内でのWiMAX契約
→事前にUQコミュニケーションズまたは日本国内のWiMAX提供会社(NiftyとかGMOとか)との契約が必要です。
Step2:渡航前 バージョンの確認
→ご利用になるWiMAX搭載パソコンのWiMAX通信モジュールと
WiMAX接続ユーティリティのバージョンを確認します。
Step3:渡航先のエリア内でWiMAXパソコンを起動
Step4:ネットワークの検索・接続
Step5:Webブラウザ起動
Step6:オンラインご加入手続き
→海外のWiMAX提供会社とのご契約となります。
以上です。
正直めんどくさいですよね。
やはりSIMフリーのスマホに、現地のSIMを指してデザリングすることを強くおススメします。
絶対そっちの方が楽で安いです!
コメント
この記事へのコメントはありません。
コメントする